虫歯や歯周病の原因の1つにプラーク(ネバネバしたお口の中の細菌のかたまり)があります。歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目、歯並びの悪いところのプラークは毎日きちんとブラッシングしていても完璧に落とすことはできません。そこで自分自身のブラッシングに加えて、診療室での定期的なお口の中のおそうじが必要なのです。
口腔内チェックと歯垢・歯石の除去
まずは、歯と歯肉の状態を検査。染め出し液を使って、磨き残しやタバコ・コーヒー・お茶などによる沈着物、歯石がついているかどうかをチェックし、ついていればそれを取り除きます。
クリーニング
特別な器具を使って、歯の表面、歯と歯の間、つけ根の部分を1本ずつ丁寧に磨き上げていきます。三角チップ→デンタルフロス→ブラシ→ラバーカップと段階をふんで進めます。
フッ素塗布
きれいに仕上がった歯にフッ素をぬります。フッ素を塗った後の1時間は食事ができません。
※普段の歯磨剤もフッ素入りが有効です。
歯が白くなる
表面についたタバコのヤニ、茶渋などの汚れが取れます。
歯肉が健康になる
歯の付け根にひそんでいる細菌が減り、歯肉がひきしまります。
虫歯が防げる
虫歯菌のすみかになるプラークがなくなるので、虫歯とサヨナラできます。
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